2014年5月1日木曜日

Eiichi Shibata. Soap 


毎日『せっけんのせ』をせっせと描いている。
ちなみに『せっけんのせ』は「石鹸載せ」ではなく、
「せっけん」の頭文字、ひらながの「せ」である。
以前は『2と3』を描いていた。
「柴田さんの好きなモノは何ですか?」と母親に尋ねたところ、
「“2”と“3”と“せ”が好きよ」とのこと。
そこで「柴田さん、“せ”を描いてみて」とお願いをすると、
「せっけんのせ」と言いながら描き出した。

そんなエピソードを聞いても余計にわからなくなる『せっけんのせ』を、
もう何年も描き続けている。
形はずいぶん変化し、今では何層にも重なり合っている。

そして、『せっけんのせ』は『soap』に。

5月1日(木)から、ニューヨークにある「YOSHII GALLERY」にて、
柴田鋭一、海外での初めての個展「soap」が行われます。
ギャラリーのホームページでも、出展作品8点がご覧になれます。

昨年同じくニューヨークで行われた「outsider art fair  2013」で、
小出由紀子さんのブースにて紹介された柴田さんの作品を、
ギャラリーのオーナーが気に入って購入してくださり、
そして今回の個展へとつながっていきました。

オセロを指で弾いて音を聞いて楽しんでいる。
日々騒がしい工房集の中で、いつもマイペースで平和に生きている。
よく周りからいじられる工房集の人気者。
そんな柴田さんが、柴田さんの作品が注目されます。
…本人の日常は、変わらないのでしょうが、
ニューヨークでの反応、そしてこれから、とても楽しみです。

同時期、5月8日から5月11日まで、
ニューヨークでは「outsider art fair 2014」も開催中。
今年も小出由紀子さんのブースから、齋藤裕一さんの作品が紹介されます。


「soap」
2014年5月1日(木)-6月14日(土)
YOSHII GALLERY
980 Madison Avenue , 3rd floor
New York , NY 10075
Between 76th & 77th Streets

齋藤裕一/mamoru 音楽をつかまえて


4月29日(火)より、高知にあります「藁工ミュージアム」にて、
工房集・齋藤裕一と、
現代アートの領域でサウンド・アーティストとして活動するmamoruさんによる
二人展がスタートしています。


<以下、「藁工ミュージアム」HPより>


「聴くこと」から新しい世界をひろげてみませんか。

本展は、このような期待をこめて、齋藤裕一とmamoruという二人のアーティストの作品世界へとみなさまを誘います。
川口太陽の家・工房集で創作を行う齋藤裕一は、独特のリズムや流れを漂わせ「文字」を操り返し描き重ねていく作品を特徴としています。サウンド・アーティストのmamoruは、モノや場所に関わり、あるいは想像のなかで生成される「音」を用いて作品を展開しています。本展で出会うニ作家は、なにか新しく私たちのなかに「音楽」がはじまる、そんなきっかけを与えてくれる「詩のこころ」とサウンドのある時空を創り出します。
齋藤裕一の平面作品は、齋藤が日々楽しみにするテレビ番組のタイトルなどのシンプルな文字が無数に操り返されます。齋藤自身のその時々の心持ちのありようがここに筆跡として顕れ、画面がさまざまに躍動するなかで、コトバの意味は解体され音の世界が生まれてくるようです。mamoruは、《日常のための練習曲/etude for everyday life》という作品シリーズにおいて、氷やハンガーといった、身近でありふれたものから生まれ出るとてもささやかな音とその「美しさ」の発見へと私たちを誘い入れ、既存の価値判断の組み替えを図ります。
ニ人のアーティストが密やかに放つ「音楽」は、日常を新たな次元から照らし出し、私たちに新しい感性的発見をもたらすでしょう。

展覧会期間中には、関連イベントとして、
アーティストによるギャラリートークがあります。
齋藤さんは、5月25日(日)、工房集スタッフとともに高知でトークをします。


「齋藤裕一/mamoru 音楽をつかまえて」

日程:2014年4月29日(火)-6月29日(日)
時間:10:00-18:00(入場は30分前まで)
休館:火曜日
料金:一般500円 中高生250円 小学生以下無料
会場:藁工ミュージアム 高知市南金田28 藁工倉庫

アーティストによるギャラリートーク

5月24日(土)14:00-15:00 出演:mamoru
5月25日(日)14:00-15:00 出演:齋藤裕一+小和田直幸(工房集スタッフ)

他、関連企画あります。詳しくは「藁工ミュージアム」HPをご覧ください。








2014年3月26日水曜日

SATISFACTION Burn your Creation @やまなみ工房

滋賀・甲賀市にある「やまなみ工房」。
工房集と同じく、障害者施設であり、表現活動を行っています。

「やまなみ工房」とは、
これまでも何度も何度も展覧会でご一緒してきました。
北は岩手、南は鹿児島、東京、栃木、長野、広島、福岡…そしてパリでも。
全国各地で、作品が展示されてきました。
また、作品だけにとどまらず、スタッフ同士もそれぞれの地で。
そこでの話、夜の職員会議、
単に同じ表現活動をしているというだけではなく、
障害者施設として、関わる職員として、
根底にある大切にしている想いに共感できる、ということに尽きます。
その共感は、工房集の原動力になってきました。
特別な存在なのです。

工房集ギャラリーでは、
コラボレーション展と題して、全国各地から作品を集めて展示してきました。
中でも川口市内4ヶ所を会場とした「アートが生まれる場所」では、
やまなみ工房をはじめ、15の場所をつなぎました。

そしてそして今回は、
「やまなみ工房」のギャラリー「Gallery gufguf」に、
工房集メンバーの作品が呼ばれ、展示されることとなりました。

タイトルは、
『SATISFACTION Burn your Creation』

「やまなみ工房」(滋賀県)
「工房集」(埼玉県)
そして、
「すずかけ絵画クラブ」(兵庫県)
3ヶ所とも10年以上、表現活動を行っている
日本を代表する“現場”。
今回の出展作家も錚々たるメンバーが揃います。
やまなみ工房:大原菜穂子さん 山際正巳さん
すずかけ絵画クラブ:舛次崇さん 富塚純光さん

工房集からも、負けていません、
佐々木省伍 Syogo Sasaki
齋藤裕一 Yuichi Saito

柴田鋭一 Eiichi Shibata


すでに、評価を受けているメンバー、大御所?3人の作品が出展されます。

出展する僕らも、
ワクワク、そしてピリピリする展覧会。
楽しみです。

そして、「やまなみ工房」。
ぜひ、足を運んでください。
開放的で、居心地のいい空気が流れています。
オモシロい人たちがたくさんいます。


SATISFACTION Burn your Creation
日程:2014年4月6日(月)-6月1日(日)
時間:10:00-17:30
休み:土日、祝祭日
    ※ただし、4月5日(土)、6日(日)、12日(土)
           5月10日(土)、5月11日(日)
           6月1日(日)  は特別開館日
入場:無料
会場:やまなみ工房・Gallery gufguf  滋賀県甲賀市甲南町葛木872

2014年3月24日月曜日

『こんな夢を見た』 @マキイマサル・ファインアーツ

東京・浅草橋にあるマキイマサル・ファインアーツ
これまでも、毎年の恒例行事のように、
工房集の展覧会をやらせていただいてきました。

今回は、工房集の企画ではなく、ギャラリースタッフによる企画。
夢をテーマに、4人の作家をセレクトしてくださいました。

(HPより)
「生きること」と「つくること」が、分かちがたく結びついている場所、工房集。
生きるアートが日々生まれるこの場所から、今回4名の作家を紹介します。
阿部美幸さん、尾崎翔悟さん、宮川佑理子さん、箭内裕樹さん。
異なる個性の彼等、しかしそのいずれの作品も生き生きと強い魅力に満ちて、奔放に
見る人を「ここではないどこか」に誘ってくれるようです。
春の日にぜひご覧いただきたい展示です。

阿部美幸 Miyuki Abe

尾崎翔悟 Syogo Ozaki

宮川祐理子 Yuriko Miyagawa

箭内裕樹 Yuki Yanai

いつもお世話になっていて、
作品、作家、そして日々の営みまで、工房集のファンだと言ってくださる
ギャラリーのスタッフに、
この4人が選ばれること。とてもうれしく思います。
そして、何より新鮮な切り口、僕らも4人の魅力を再発見できそうです。

初日、4月18日には、
こちらも工房集のファンだと何度も足を運んでくださっている、
三角みづ紀さんと堀内幹さんによるパフォーマンスも、
イベントとして行われます。

ギャラリーのブログでもお知らせいただいています。


工房集セレクト展『こんな夢を見た』
日程:2014年4月18日(金)-5月1日(木)
時間:12:00-19:00 金曜-20:00 最終日-17:00
休廊:月曜・火曜
会場:マキイマサルファインアーツ 東京都台東区浅草橋1-7-7

「こんな夢を見た」記念イベント
三角みづ紀+堀内幹 パフォーマンス
4月18日(金)19:30-
(予約不要、投げ銭制)


2014年3月18日火曜日

ポコラート宣言 2014


4月5日(土)より、アーツ千代田3331にて、
ポコラート宣言2014」なる作品展が開催されます。

なんともスゴいタイトルですが、
これは、
「ポコラート全国公募展」の第1回から第4回までに全国から寄せられた、
延べ4820作品、2292人の作品の中から選ばれた54人による作品展です。

(以下、HPより)
障がいのある人・ない人・アーティストが、
それぞれを取り巻く環境や年齢・経験を越え、
“人と人”“人と作品”が出会う「核心」の場の創出を目指しています。

工房集からは、この作品展に、
齋藤裕一 (ポコラート全国公募展vol.4 茂木健一郎賞)
柴田鋭一
関口忠司
田島絵里 (ポコラート全国公募展vol.4 O JUN賞)
田中啓示
長谷川昌彦
宮川祐理子 (ポコラート全国公募展vol.2 大木裕之賞)
7名が選ばれました。

田中啓示さんと長谷川昌彦さんの二人は、
こういう外部の作品展に選ばれるのは初めてかもしれません。
本人たちの反応も楽しみです。

期間中はトークイベントやワークショップもあるようです。
詳しくは、3331のホームページで


「ポコラート宣言2014」
日程:2014年4月5日(土)-5月18日(日)
時間:12:00-19:00
休み:火曜日
料金:800円 
    65歳以上の方は500円 
    千代田区民と中学生以下、および障害者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料
会場:アーツ千代田3331 1Fメインギャラリー


2014年3月6日木曜日

寄せ集む展

今年も、3月20日(木)より、
埼玉県越谷市にありますレストラン&ギャラリー「楽の蔵」にて、
「みぬま 寄せ集む展」が開催されます。

レストラン&ギャラリー「楽の蔵」は、
山形県鶴岡市の酒造業等で財を成した旧家で、
明治13年に文庫蔵として建てられたと記録のある蔵、
その蔵を埼玉県北越谷に移築再生したものです
「130年余りの歳月、風雪に耐えた柱や梁に、
古材が醸し出す力強さと温もりの空間」

そんな建物の2Fギャラリーに、
工房集、社会福祉法人みぬま福祉会のメンバーが生み出した作品やグッズが並びます。
もちろん絵画だけでなく、織、ステンドグラス、木工などなど、
様々なカタチでのメンバーの表現が溢れています。
 

そして、今回の展覧会でも、
メンバーだけでなく、家族の方が手作りしたものが並びます。
メンバーに触発されて?、自分たちも何か作りたいと始まった家族の活動です。

まさに、“寄せ集む”展。

1Fの創作フレンチレストラン「シェトモ」と合わせて、
ぜひぜひ。


みぬま 寄せ集む展
日程:3月20日(木)-4月8日(火)
時間:11:00-18:00(初日は14:00から、最終日は17:00まで
定休日:3月26日(水)、4月2日(水)
会場:楽の蔵2Fギャラリー 越谷市北越谷2-33-9
アクセスはこちら


2014年3月5日水曜日

「春色 vol.3」 texitile by KOBO-SYU 作品展


今年も「春色」の季節がやってきました。
東京・押上にあります「一軒家カフェikkA」にて、
みぬま福祉会のメンバーによる“織”の作品展を行います。

texitile by KOBO-SYU」は、
みぬま福祉会のメンバーの表現活動を
社会につなげていくプロジェクト「KOBO-SYU」の中で、
織を打ち出していくブランドです。

ちょうど桜の季節。

「隅田川沿いに咲く桜を見ながら、
春色に染まった“織”の作品を是非ご覧ください」


texitile by KOBO-SYU 作品展 「春色 vol.3」
日程:2014年3月14日(金)-4月14日(月)
時間:12:00-18:00
定休日:火曜日、第1水曜日
会場:ikkAギャラリー(一軒家カフェikkA2F)  
     東京都墨田区向島3-6-5   押上駅より徒歩10分
イベント:3月15日(土)17:00- BELTONOスプリングコンサート 要予約