2013年10月18日金曜日

スーパーピュア展2013 -my rule , my style



横浜市民ギャラリーあざみ野で、10月26日(土)から、
あざみ野コンテンポラリー vol.4 スーパーピュア展2013 -my rule , my style」が、
スタートします。

「横浜市民ギャラリーあざみ野」ではこれまでも、
栗原和秀横山涼の2名が、
Fellow Art Gallery (フォローアートギャラリー)という枠で、
2階ラウンジに、作品が展示されました。


今回は、展示室での展示。
16名のアーティストの中で、工房集より齋藤裕一の作品が展示されます。
滋賀の「やまなみ工房」のメンバーを中心に、
全国いや世界のいたる所で取り上げられているアーティストたちの作品が並びます。





横浜市民ギャラリーあざみ野 HP より)

アートは障がいを超える

「あざみ野コンテンポラリー」は、美術という枠や社会的評価にとらわれず、
さまざまなジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向けた、
現在進行形のアートを紹介するシリーズ展です。
第4回目となる今回は、
2008年に開催した「スーパーピュア展2008 アートは障がいを超える」以来、
当館では2度目となる障がいのあるアーティストの表現活動の今を伝える展覧会を開催します。

本展では、障がいのあるアーティストたちの作品がたたえる
「自分だけのこだわりの世界」に着目します。
彼ら、彼女らの作品は、誰の目にどのように映るかではなく、
自分の内にあるルールに基づいて日々行う表現活動のなかで生まれてきます。
パーソナルでゆるぎない、とびきり真っ直ぐな思いが結晶化した作品をお楽しみください。

イベントも盛りだくさん。
アーティストトーク、公開制作、ワークショップ、
そしてやまなみ工房施設長が熱い思いを語るトークイベントもあります。


「あざみ野コンテンポラリー vol.4 スーパーピュア展2013 -my rule , my style」
期間:2013年10月26日(土)-11月17日(日) ※10月28日(月)は休館
時間:10:00-18:00
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1.2
入場料:無料
出品作家:
<やまなみ工房> 井上優、大原菜穂子、鎌江一美、清水千秋、瀬古美鈴、
            田中乃理子、田中睦美、冨士川義晃、山際正巳、吉川秀昭
川戸由紀、古久保憲満、齋藤裕一、西澤彰、平野智之、戸來貴規


 


ツグズムズ6



さあ、今年も「ツグズムズ」がやってきました。
つむぐ つなぐ つぐ …
ツグ主義の人たちの ツグ主義の人たちに贈る
ツグ主義の人たちになるグッズ展
織を中心に、
工房集のメンバーが生み出すグッズが並びます。
いつになく、工房集が賑やかに、華やかになります。

ここでちょっと、










ほんの一部を紹介。

加えて、2014工房集カレンダーも販売スタート。
今回は、「社会福祉法人みぬま福祉会」30周年を記念して、
工房集が誇るオールスターの作品、ベスト盤、
サイズも壁掛けタイプとして、より大きく作品を楽しめるものになっています。
こちらもお楽しみに。

グッズと言っても、そこは工房集。
ありとあらゆるもの。
作品集やポストカード、コンセプトブックなど、ピシッとデザインされていてカッコいいもの。
織のマフラーやバッグ、ステンドグラスのアクセサリーなど、普段使いのお気に入り。
人間カマキリや玉っころ、納玉などドキッとするようなキャラクターとの出会い。
そして、一体これは何なのか?作品なのかグッズなのか?見たことがないもの。
デザインとは無縁の…。クオリティとしては…。実用性が…。でも何だか面白いっ!!。

グッズの背景にある
作者の姿、作者の想い、形になるまでのプロセス、
笑いあり、涙あり、呆れ顔あり、詰まっています。

工房集でメンバーは、
グッズを制作しているわけではありません。
グッズの枠にメンバーを押し込めたりはしません。
日々の表現活動から生まれたもの、
生まれたものを社会に出す形が、展覧会であり、グッズなのです。
形にする際には、生まれたものが活きるように、
デザイナーや業者、加工をしてくださるボランティアさんの力も借ります。
工房集のコンセプトをベースに、
それぞれに合った出し方を考えます。いろいろな形で出していきます。

この展覧会、何より幸せな気分になれる。
そして、グッズなので、その気分を、
ご自宅まで持って帰ることができます。
ずっと手元に置いておくことができます。
人に見せて「これってさあ~」と話すことができます。
誰かに贈ってあげることもできます。

ぜひぜひ、
いつもより賑やかな工房集ギャラリーで、
お気に入りのグッズに出会ってください。
1点もの、数量限定のものもありますので、お早めにどうぞ。


織展&グッズ展「ツグズムズ6」
期間:2013年11月1日(金)-11月5日(火)
時間:10:00-18:00  全日カフェオープン
入場料:無料
会場:工房集ギャラリー 
     埼玉県川口市木曽呂1445  
     JR武蔵野線「東浦和」駅から徒歩15分 
     地図はこちらから


2013年10月4日金曜日

2013 アジア・パラアート TOKYO


10月9日(水)より、東京・池袋にある東京芸術劇場展示ホール1にて、
2013 アジア・パラアート TOKYO」が行われます。

国内外より約1000点の応募があり、
その中から222点の作品が展示されます。
さらに25点がパラアート賞として、表彰状と記念品の授与があるそうです。

工房集からは、
渡辺孝雄
渡邉あや
田中悠紀
西川泰弘
高谷こずえ
5名が入選し、作品が展示されます。

そして、
渡邉あやさんはパラアート賞に選出されました。

実は、このアジア・パラアート展、
東京芸術劇場の後は、日本全国の空港施設で特別展示されるのです。
このことは、応募してからわかったのですが、
渡邉あやさん…空港…飛行機!! まさに、ビンゴ!! ピッタリです。
しかも、応募作品はアジア航空会社の飛行機、バックはアジアの観光地…。
あやさん、恐るべし。持ってます。

10月9日(水)には、オープニング・セレモニーがあり、
あやさんをはじめ何名かのメンバーも参加します。


「2013 アジア・パラアート TOKYO」
期間:2013年10月9日(水)-10月13日(日)
時間:10:00-19:00(最終日は15:00まで)
会場:東京芸術劇場 展示ギャラリー1 (東京・池袋)
入場料:無料

「アジア・パラアート」空港施設特別展示
1.会場:成田国際空港(第1ターミナル5階 NAAアートギャラリー)
 2013年10月17日(木)-10月29日(火)
2.会場:羽田空港(国際線ターミナル5階 EDO HALL)
 2013年10月23日(水)-10月29日(火)
3.会場:関西国際空港(第1ターミナル2階 KIX GALLERY)
 2013年11月1日(金)-11月12日(火)
4.会場:大阪国際空港(中央ブロック3階 「ラ・ソーラ テラス」)
 2013年11月2日(土)-11月13日(水)
5.会場:中部国際空港セントレア(セントレアギャラリー)
 2013年:11月16日(土)-11月24日(日)

主催:公益財団法人日本チャリティ協会
後援:厚生労働省、外務省、文化庁、東京都、日本赤十字社、全国社会福祉協議会、
    東京都社会福祉協議会、東京商工会議所、NHK厚生文化財団、読売新聞社


~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 「心がカタチをもつとき」

10月1日より、文部科学省で、
アール・ブリュット作品展「心がカタチをもつとき」がスタートしました。




(文部科学省情報ひろばwebページより)
文部科学省では、
障害者の芸術活動への支援の一層の推進に向けた検討を行うため、
本年6月から厚生労働省と共同して、
「障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会」を開催し、
8月に中間取りまとめを頂きました。
今後、この取りまとめの提言を踏まえ、芸術文化の振興の観点から、
障害者の芸術活動への支援のための施策の充実を図っていくこととしていますが、
今回、そのための取組の一つとして、文部科学省情報ひろばにおいて、
アール・ブリュット作品展を開催することとしました。

錚々たる17名の出展者の中で、
工房集・齋藤裕一の作品も展示されています。

10月2日には、展示会場にて、
オープニング・セレモニーが行われ、
文部科学大臣、文化庁長官が挨拶する中で、
作家として、齋藤裕一本人が紹介されました。
(当日は、文部科学省にタクシー横付け。こちらも作家扱い)

それにしても、文部科学省。
国の行政機関。
文部科学省と齋藤さん。
文部科学省と工房集。
考えられない組み合わせ。ありえない。
全く違う方を向いていて、
相対することは考えられても、接点なんて考えられず。
愉快。痛快。
これもオモシロい、工房集ならではのミラクル。

国が言う“障害者の芸術活動への支援のための施策の充実”、
工房集のメンバーにとっても、充実であることを願っています。



「心がカタチをもつとき」
期間:2013年10月2日(水)-11月14日(木)
時間:10:00-18:00
休館日:土曜日、日曜日、祝日
会場:文部科学省情報ひろば展示室文化コーナー(旧文部省庁舎3階)
入場料:無料
主催:文部科学省
協力:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県社会福祉事業団)、社会福祉法人愛成会