アール・ブリュット作品展「心がカタチをもつとき」がスタートしました。
文部科学省では、
障害者の芸術活動への支援の一層の推進に向けた検討を行うため、
本年6月から厚生労働省と共同して、
「障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会」を開催し、
8月に中間取りまとめを頂きました。
今後、この取りまとめの提言を踏まえ、芸術文化の振興の観点から、
障害者の芸術活動への支援のための施策の充実を図っていくこととしていますが、
今回、そのための取組の一つとして、文部科学省情報ひろばにおいて、
アール・ブリュット作品展を開催することとしました。
錚々たる17名の出展者の中で、
工房集・齋藤裕一の作品も展示されています。
10月2日には、展示会場にて、
オープニング・セレモニーが行われ、
文部科学大臣、文化庁長官が挨拶する中で、
作家として、齋藤裕一本人が紹介されました。
(当日は、文部科学省にタクシー横付け。こちらも作家扱い)
それにしても、文部科学省。
国の行政機関。
文部科学省と齋藤さん。
文部科学省と工房集。
考えられない組み合わせ。ありえない。
全く違う方を向いていて、
相対することは考えられても、接点なんて考えられず。
愉快。痛快。
これもオモシロい、工房集ならではのミラクル。
国が言う“障害者の芸術活動への支援のための施策の充実”、
工房集のメンバーにとっても、充実であることを願っています。
「心がカタチをもつとき」
期間:2013年10月2日(水)-11月14日(木)
時間:10:00-18:00
休館日:土曜日、日曜日、祝日
会場:文部科学省情報ひろば展示室文化コーナー(旧文部省庁舎3階)
入場料:無料
主催:文部科学省
協力:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県社会福祉事業団)、社会福祉法人愛成会