2014年12月10日水曜日

埼玉県アート企画展 「うふっ♥。どうしちゃったの、これ!?えへっ。こうしちゃったよ、これ!!」無条件な幸福

 
今年で5回目となる、埼玉県障害者アートフェスティバル。
その企画の一つとして、障害者アート企画展
「うふっ♥。どうしちゃったの、これ!?えへっ。こうしちゃったよ、これ!!無条件な幸福」
が11日より埼玉会館にて開催されます。
 
…長い!とにかく長い、このタイトル。
それもそのはず。
この展覧会は、埼玉県内の福祉施設職員などが参加する
ワークショップメンバーによる企画・運営。
施設・団体の若手職員が
1年間のワークショップを通して練りに練って作り上げた、
濃厚な想いをぎゅぎゅっと詰め込んだ展覧会なのです。
 
工房集からはこの24名。
 
田村智宥
岩井美和子
小泉千尋
廣川由布子
高山栄一
土屋莉恵
篠原誠
岩瀬賢美
関谷由美子
関口忠司
金子隆夫
大内健太
安田拓海
田中啓示
宮里亨
林直登
長谷川昌彦
 
 
他にも、まだまだ知られていない作家の
「どうしちゃったの、これ!?」な作品が盛りだくさんです。
まだ記憶に新しい、9月の工房集セレクション展出展作家の作品も並びます。
話題となった、水村英喜さんのジオラマ作品「仙台駅」も!
 
障害者アートの現場を支える人材の広がり・繋がりがどんどん根を張り、
作品発掘や発表という実を結んでいます。
熱いです、埼玉県。
この勢いを、ぜひ会場で体感してみてください。
 
また、12日(金)には、
このワークショップメンバーらによる
が開催されます。
ご都合が合えば、こちらも是非。
要予約制。
 
お申込み・お問い合わせ先
埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会事務局
(埼玉県福祉部障害者福祉推進課内)
住所:〒330-9301  さいたま市浦和区高砂3-15-1
電話:048-830-3312  Fax:048-830-4789
 
 
 
 
(チラシ本文より)
一本の線を描くのも容易ではない人間が引いた線は、
漫然と描かれた線とは視覚的に見てもどこか感じが異なります。
たった一本の線から、
描いた人間の喜びや怒りやとまどいなど、様々な感情を感じられ、
そこには生きることのリアリティがあります。
障害のある方と家族や施設職員などが寄り添い、
時にぶつかり合いながら
生まれてくる奇跡のような作品たち。
感じていること、
まだ言葉や価値にならないもの、
それらをつなぎ、橋をかけて未来に手渡していきます。
見る側もつくる側も幸福になる、
表現すること、存在することの無条件な幸福感が
作品から満ち溢れています。

日時:2014年12月11日(木曜日)~12月16日(火曜日)10時~18時
   (※初日11日のみ、14時~18時)
入場料:無料
場所:埼玉会館 第3展示室 (さいたま市浦和区高砂3-1-4)
    J R高崎線・宇都宮線・京浜東北線 浦和駅西口下車徒歩6分 
主催:埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会
企画・運営:埼玉県障害者アートマネージメントワークショップメンバー
指導:美術家 中津川 浩章