2月10日より、みぬま福祉会30周年記念作品展
「Fundamental-始源にむかって突き進む作家たち-」を
工房集ギャラリーにて開催します。
今回の展覧会、これまで以上に作品の生まれた背景に迫った展示になります。
工房集の取り組みやみぬま福祉会の実践を基に
支援の現場から生まれてきた作品の中でも、
特に深いエピソードのある作品をセレクトしました。
当然、作品そのものも面白いのですが、
作品が生まれた背景と、
なにより作者本人が一番面白い。
「個性」なんて言葉では表しきれない彼らの表現は、
まさに生きた証。
一人の人間がどう生きてきたか、
その生きざまを作品を通してご覧ください。
今回トークイベントも開催するのですが、こちら、必聴です!
〈ギャラリートーク〉
日時:2015年2月21日(土) 14:00-16:00
場所:工房集アトリエ
ゲストの中津川浩章氏(美術家)と、
みぬま福祉会理事長の高橋孝雄、理事の新井たかねの3名が
工房集設立前から現在に至るまでを、
それぞれの立場から赤裸々に語ります。
アートというと展覧会やイベントの開催、グッズ販売などの
華やかで楽しげな面ばかりが注目されがちですが、
決してアートありきではない、みぬま福祉会。
社会福祉法人として、障害を持つ子どもの親として、
アートを仕事にすると決断した理由や、工房集設立前後での変化など、
これまでなかなか外部に向けて語られる機会のなかった
アートによる様々な作用についても、中津川氏の美術的視点を交えながら
リアルな声をお伝えできると思います。
一体、何が語られるのでしょうか。
どうぞお楽しみに。
毎回ご好評いただいている集カフェも、
会期中3日間だけオープンします。
〈集カフェ〉
2月11日(水・祝)、14日(土)、21日(土)
また、今回の展覧会は、アトリエ内の一部にも作品を展示しますので、
平日の10:00~15:00は、仲間の活動の様子も見学いただけます。
スタッフへのご質問もお気軽にどうぞ。
〈DM本文より〉
“表現するとはどういうことなのでしょうか。
今回出展される工房集の12人の作品を観れば、
そのことが揺らぎ、始まりの場所に立てることでしょう。
30周年を迎えたみぬま福祉会のエッセンスも
同時に感じることができる展覧会です。”
中津川浩章(美術家)
【会期】 2015年2月10日(火)-2月21日(土) 10:00-17:00 (2月15日休廊)
【会場】 工房集ギャラリー 埼玉県川口市木曽呂1445
【主催】 社会福祉法人みぬま福祉会 川口太陽の家 工房集
【キュレーション】 中津川浩章
【出展作家】 阿久津康仁/石井隆浩/今井幸彦/金子慎也/後藤友康/野田夢友/緑川悠貴/成宮咲来/野本竜士/土屋莉恵/岩瀬賢美/杉浦篤
【ギャラリートーク】 2015年2月21日(土) 14:00-16:00 ゲスト:中津川浩章(美術家)
【集カフェ】 2月11日(水・祝)、14日(土)、21日(土)