2015年10月22日木曜日

織&グッズ展 「ツグズムズ8」

 




お待たせしました!!
今年も恒例!織&グッズ展「ツグズムズ8」 開催します!!



毎年、5日間という期間だったので、
日程が合わずに来られないという声を聞くこともありましたが、
今年は会期を2週間と長期で開催することとなりました。

また、平日はアトリエで仲間たちが活動していますので、
工房集の日常の雰囲気も感じていただけるのではないかと思います。





昨年の様子がこちら








今年も新商品がたくさん並びます!!



昨年リニューアルした「さくらハート」も
さらに、パッケージをデザインしていただきました。
昨年は受注販売でしたが、今回は実物を見て選んでいただけます。
ご自身に似合う、あの人に似合う、お気に入りの「さくらハート」をぜひ探しに来てください。





他にも
新デザインの織りバックはもちろん
 


 
 

 

  
 
 高谷さんのキラキラミラー




品切れ中だったペンケースも新デザインが出る予定です!





岡田あゆみのポストカードセット 「ファンレターください!!」
かわいいモチーフがたくさん詰まった岡田さんのポストカードは6枚セット!
さらに1枚、岡田さん宛てのハガキが入っています。
岡田さんにファンレターを書いてみませんか?きっと、返事が・・・








そして、
今年もライブパフォーマンス・ワークショップが盛りだくさんです。


11月3日(火・祝)
  13:00-15:00 関翔平『レインボーコミカルライブ』
            参加費:1000円  定員:8名

  13:00-15:00 関口忠司『あっぱれ人生!』
            参加費:1500円(額付き)  定員:5名


11月7日(土)
①10:00-12:00 ステンドグラスのフォトフレームを作ろう!
②13:30-15:30
            参加費:4000円  定員:5名


11月14日(土)
13:00-15:00 金子隆夫『僕がひとつ、あなたの事をぼやいてみせましょう』
          参加費:1000円  定員:8名



"あなたを見て感じたこと"を
書で表す関口忠司さんの『あっぱれ人生!』と
文章と絵で表す金子隆夫さんの『僕がひとつ、あなたの事をぼやいてみせましょう』。



関口さんの書は「エベレスト」「カクテル」に続き、新商品「リアルタイム」を販売!

金子さんの「生きるための名言集」も大好評で、
今回は新しい「仲間スペシャル」を含めたコンプリートボックスが販売されます!





今回イベントデビューの関翔平さんの『レインボーコミカルライブ』では
マンガを描いてお渡しします。
関さんのオリジナルキャラクターとあなたがコラボ!!




ステンドグラスではフォトフレームを作るワークショップ!
お気に入りの写真を、自分で作ったフォトフレームで飾りませんか!?



※どれも定員がありますので、工房集までお申し込みください。
  (mail kobo-syu@marble.ocn.ne.jp or Tel 048-290-7355)





今年も 素敵な、面白い、楽しいグッズをたくさんご用意しております。
売り切れ御免・・・といった商品も多くありますので、
ぜひぜひ、織&グッズ展「ツグズムズ8」にいらしてください!!
お待ちしております。



織&グッズ展「ツグズムズ8」
期間:2015年11月2日(月)-11月14日(土)  ※11月8日(日) 休み 
    11月3日(火・祝)、11月7日(土)、11月14日(土) 集カフェオープン!
時間:10:00-17:00

会場:工房集ギャラリー 
     埼玉県川口市木曽呂1445  
     JR武蔵野線「東浦和」駅から徒歩15分 
     地図はこちらから


2015年10月14日水曜日

川口暮らふと

10月24日(土)に開催される川口暮らふとに工房集が出店します!



川口暮らふとは、公募で選出された現代の作り手が一同に集うクラフトマーケットです。

クラフトブースには、陶磁器・金属・木工・漆・紙・ガラス・布(毛・糸)・革などを
素材にオリジナルの作品をつくる作家やユニットなど60組、

そして 地域紹介ブースでは「川口いい店うまい店」として、
ランチプレート・お菓子・パン・珈琲・麦味噌など、味や素材やおもてなしに
こだわりを持つ川口のフードのお店9組が出店します。

さらに音楽ライブやあそびのコーナーも開かれます。
 
 
川口という街の礎に静かに佇む「ものづくりの精神」にそっと耳を傾け、
この街の歴史や文化を見つめ直し、この街で暮らしていくことの素晴らしさを感じたい、
そんな想いから始まった川口暮らふと。

5回目となる今年は、全国18都道府県より203組ものたくさんの応募があり、
その中から審査員によって選ばれた選りすぐりの作品たちが集います。
工房集も織りやステンド、木工、絵画など
メンバーたちの魅力が溢れたグッズを出店します。
川口暮らふとさんのブログでも紹介して頂いています。
http://k-kurafuto.blogspot.jp/2015/09/blog-post_27.html


素敵な作品に出逢えるだけでなく、人と人との出会いや交流も楽しめるイベントになっています。
是非是非、お越しください!!

 
 
【開催日】
2015年10月24日(土) 10:00〜16:00
小雨決行(荒天の場合は翌日25日に順延/25日も荒天の場合は中止)
※開催告知は当日の朝5:00までに、川口暮らふと公式HPのトップページ(http://k-kurafuto.com/)に告知します。
【会場】
アートパーク(並木元町公園)
〒 332-0033 埼玉県川口市並木元町1-1 アートパーク(並木元町公園内)
※雨水調整池築造工事のため、会場の一部が使用できなくなっています。
【アクセス】
JR川口駅東口から徒歩約8分
【主催】
川口暮らふと実行委員会
【協力】
アリオ川口、株式会社 日三鋳造所、熊木畳本店、川口銀座商店街振興組合(樹モール)、イエローポップ川口店協力、新井宿駅と地域まちづくり協議会、クイック・ロック・ジャパン株式会社
【後援】
川口市、川口市教育委員会、川口商工会議所、FM NACK5、テレ玉

 
                      
           

2015年10月1日木曜日

川口太陽の家じゅうに作品展「みんなと生きる」



作品展のお知らせです。


10月5日(月)~10月10日(土)まで、
川口太陽の家じゅうに作品展「みんなと生きる」が開催されます。


今回の作品展は工房集の企画ではなく、
同法人の川口太陽の家のじゅうに班というグループのスタッフが、
「じゅうに班の仲間の作品を伝えたい!」という思いで企画したものです。


このじゅうに班のすごいところは仲間との関わり。
知的障害に加え、重い身体障害も併せ持つ仲間たちが作品を生み出すまでには、
スタッフの細やかな取り組みと熱い思いがあるのです。

この作品展では、作品と共にテキストと写真が並び、
じゅうに班の取り組みと仲間たちの姿が見えるような展示になっています。


<DM本文より>
『「ニギリ」は「作品」が生まれる以前の関わり方が立ち現われてくるいわば作品以前の作品です。にぎるという行為の中にある人と人とのコミュニケーションの秘密、支えあうことのリアリティが心を揺さぶります。その支えあいは、人の多様性を大切にする事であり、今回の「じゅうに」の作家が共有しています。
福祉とアートというカテゴリーを超えて人が表現することの意味を問い、考える。アート関係者にも福祉業界の方々にも、そして今を生きるすべての人に是非見てもらいたい展覧会です。』


中津川浩章(本展キュレーター)
 

出展している9人の作家を紹介します。


阿久津康仁

 
足立直久
 

天野孝太郎


石井隆浩


今井幸彦

岡田亜弓

金子慎也


黒川幸司郎





彼らの作品を通して、人間の願いや可能性を感じて頂けたらと思います。
短い会期ですが、最終日には作家の方もいらしてクロージングパーティも開かれます。

是非是非、お越しください。


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川口太陽の家じゅうに作品展「みんなと生きる」

【会期】2015年10月1日(月)~10月10日(土) 10:00~17:00 
【会場】工房集ギャラリー(埼玉県川口市木曽呂1445)

【出展作家】
 阿久津康仁/足立直久/天野孝太郎/石井隆浩/今井幸彦/岡田亜弓/
 金子慎也/黒川幸司郎/前田貴  (五十音順)

【関連イベント】
 10月10日(土) 10:00~17:00 集cafeオープン
        13:00~    クロージングパーティ

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後に、今作品展によせて川口太陽の家施設長の文章です。
素敵な文章なので、是非読んで下さい。


<「みんなと生きる」展によせて>
 
私がこの仕事についた頃は、「愛される障害者つくり」とだれもが言っていた時代でした。「障害のある人は何もできないのだから、従順で素直になり、みんなから可愛がられることが、一番の幸せなんだ」という考えです。


 
 川口太陽の家の「じゅうに」という班は知的障害に加えて、重い身体障害のある仲間が多く活動している班です。3040年前の考えからすれば、何もできない人たちなので、大切にし、慈しんであげなければいけない人たちになります。しかし、どうも、彼らの願いは、「愛され、慈しまれること」ではないようなのです。「今を生きる一人の人間として、社会の一員としてあたりまえに存在すること」、そんな願いが、毎日の彼らの生きる姿から強く伝わってきます。

 
 毎日の暮らしの中では、多くの介助や支援が必要な彼らですが、「一人の人間として」と彼らをとらえた時には、仲間一人一人が人格の主体者であることは間違いありません。自分の願いや、痛み、喜びが表出され、それがきちんと理解されていく。それがまさに「ニギリ」を行う行為であり、その結果生み出されてきた「ニギリ」そのものが、彼ら一人一人の願いや、痛み、喜びなのではないでしょうか。

 
 また「社会の一員である」こと・・。それは彼らの存在や、行為の結果生み出されたものが社会的、歴史的価値を生み出していくことではないでしょうか。「なにもできないから可哀そう」なのではなく、「何もできない人だから」と社会に決めつけられてしまう事が可哀そうなのです。「何もできない」ではなく「何ができるのか?」、「可能性はどこにあるのか?」。そのことを通しての社会参加。太陽の家では職員と仲間が向き合って大切にしていることの一つです。

 
「ニギリ」は趣味や、クラブ活動とは違います。その瞬間、仲間は主体的であり、その時々の気持ちや、体調、願い、痛み、喜びが「ニギリ」に凝縮され、それが社会的な価値を得て、見る人たちの気持ちを揺らしていきます。「ニギリ」は彼らが社会参加するための、大切な「労働」であり、「自己表現」なのです。その結果得た評価が、彼らの生きる意味になり、励みにもなっていきます。そして彼らの作品が多くの人たちを励ましていきます。

 
 「ニギリ」を通して、色々なことに想いを巡らせてください。その瞬間、「ニギリ」を通して仲間一人一人が社会と、みなさんと、私たちと繋がり、新しい価値を生み出しています。仲間、私たち、みなさんが「みんな」なのです。

川口太陽の家 施設長 松本哲